2012年7月24日(火)
クアトロテストについて

最近、石田純一、理子夫妻がクアトロテストを行い82分の1の確率でダウン症の可能性があるという結果がでて話題になっています。クアトロテストは、母体血清中の4つのマーカー(α-フェトプロテイン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、非抱合型エストリオール、インヒビンA)を測定して、胎児が対象疾患に罹患している確率を算出するスクリーニング検査です。羊水検査や、より正確な情報を得るための画像診断の必要性を考慮する材料になります。対象疾患はダウン症候群[21トリソミー]、18トリソミー、開放性神経管奇形です。クアトロテストは、胎児が対象疾患に罹患している確率を算出するスクリーニング検査です。スクリーニング陽性であっても、生まれる児が対象疾患に必ず罹患しているという意味ではなく、スクリーニング陰性であっても、対象疾患に罹患した児が絶対に生まれないという意味ではありません。胎児がダウン症候群および18トリソミーであるかどうかについて、より正確な情報を得るためには、羊水染色体検査が必要です。しかし、石田純一、理子夫妻は羊水染色体検査を受けないことに決めたそうです。クアトロテストはあくまでスクリーニングテストなので陽性と出た以上は、羊水染色体検査を受けないとクアトロテストを受けた意味がないと僕は思います。確率からみると、染色体異常が無い可能性も十分あると考えられるので、このまま不安な思いを持ったまま、分娩予定日を迎えるのは、胎教に悪いと思われます。僕は、クアトロテストを受ける場合は、ちゃんとした目的を持って受けるべきで、ただ、高齢出産だからとかで、受けるべきでは無いと思います。