2012年6月 5日(火)
風疹が流行しています

風疹自体は恐ろしい病気ではありませんが、妊娠中に妊婦さんが風疹にかかるとお腹の赤ちゃんに重い障害が出ることがあります。[心疾患、難聴、脳障害、白内障など)妊娠中に風疹に罹った場合、赤ちゃんに障害が出る確率は妊娠1カ月で50%、2か月で35%、す。平成7年以前に中学校を卒業した女性は、特に理由がない限り、中学校三年生の時に予防接種をしています。しかし、昭和54年4月2日~昭和62年10月1日に生まれた方、すなわち、平成7年以降に中学校を卒業された方は風疹抗体が無い可能性があります。今から妊娠を希望されている女性は、風疹抗体の検査を受けて、抗体が無かったら風疹ワクチンの接種を受けてください。また、抗体はだんだん少なくなってきます。上のお子さんの時に風疹の抗体が少ないと言われた方も、抗体検査を受けてください。風疹の抗体価の標準は8倍以上、256倍以下というのが正常と考えられています。8倍以下では風疹抗体を持っていない、すなわち風疹に感染する恐れがあります。256倍以上では最近風疹に感染した可能性があります。この場合IgM風疹抗体を検査することで最近風疹にかかったかどうかがわかります。母として生まれてくる赤ちゃんの一生に責任を持つために、風疹抗体の検査を受けることをお勧めします。