2012年2月16日(木)
卵子も老化します

原始卵胞は日々減っていき、閉経(平均閉経年齢51才)が近くなると1000個ほどが卵巣に残っている程度だと言われています。ただ、こう言うと、1000個も残っているのだから閉経間際でも妊娠できるのではと感じられるかもしれません。
実際は閉経の10年程前から妊娠は難しくなるのが現状で、40才くらいになると、規則的に月経があっても実は排卵はしていないことがあり、45才くらいになると排卵はほとんどみられないと言います。これは卵巣の働きが低下したために起こることで、次第に月経周期にも乱れが生じてきます。そのため閉経間近に卵巣に残る1000個程度の卵胞のほとんどが育つことはありません。
また、卵子にも衰えが目立つようになり、排卵しても受精卵にならなかったり、受精卵になっても細胞分裂がうまくいかずに染色体異常となって流産してしまったりと、年齢を重ねるにつれて、妊娠は難しくなっていきます。これは卵子の老化が原因だと言われています。
ですから、「生理があれば何才になっても妊娠できる」と思わず、早めに妊娠を希望、計画することを勧めます。


卵子の数を試算してみましょう!


ここまで原始卵胞が日々、減っていることを説明してきました。
となると、気になるのが、自分の原始卵胞の数ではないでしょうか?
ここで、あなたの原始卵胞があとどれぐらい残っているのかを試算してみましょう。

※12才で30万個の原始卵胞が残っていると仮定。1周期で1000個の原始卵胞がなくなっているとした場合


 (現在の年齢-12)×12(周期)×1000(個)=A個
  30万個-A個=残りの卵胞数


例えば35才の場合、
 (35-12)×12×1000=276,000個
  30万個-276,000個=24,000個
つまり、35才で卵巣には24,000個が残っています。
その1年後、5年後はいかがでしょう?


※上記の試算式は、あくまでも参考として計算したもので実際とは異なります。
この説からの単純計算では、37才で卵巣のなかの卵胞数はゼロとなります。
これは、現実的に妊娠が難しくなってくる(妊娠するケースが少なくなる)年齢を垣間見せています。