2011年10月12日(水)
危険な子宮頸がん検査の自己採取法

最近、子宮頸がん検査を自己採取法で行った患者さんが診察にみえました。
自己採取法をした理由で一番多いのは、恥ずかしいというのがほとんどでした。
しかし、子宮頸がん検査の自己採取法は不正確で危険です。
子宮頸がん検査は子宮頸部から細胞を採らないと正確な診断はできません。
自己採取では手探りで子宮頸部の細胞を採ることは絶対に不可能です。
自己採取で採っているのは膣内の細胞です。膣内の細胞では初期の子宮頸がんや子宮頸部の異型細胞をみつけることは不可能です。
本来異常があって100%陽性になるべきなのに自己採取法では陽性になる率は0~40%とされています。
とくにはっきり子宮頸がんと判明している場合でも30%程度しか陽性になっていません。
医師が採取する方法では陽性になる率は98%前後でした。
自己採取法で異常がないと信じることは危険です。
恥ずかしがらずに子宮頸がんの検査は必ず病院で受けてください。