2011年8月17日(水)
子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんの発生過程は最近の研究によりほぼ解明されています。
子宮頸がんはHUMAN Papilloma Virus (HPV)の感染で発生します。
特に子宮頸がんの70%はHPVの16型と18型の感染で発生します。
現在、HPV16型と18型に効果のある2価ワクチンであるサーバリックスが国の認可を受けて中学校1年から高校1年の女子に公費負担で投与されています。
今回、HPV16型、18型に加え6型、11型に効果のある4価ワクチンであるガーダシルが認可されました。
このワクチンはまだ公費負担の対象にはなっていません。それゆえ、成人女性の子宮頸がんワクチンには最適だと思われます。接種スケジュールは初回、二ヶ月目、六ヶ月目とサーバリックスと少し異なるため注意が必要である。
HPVワクチンに関しては、昨年末より国による公費助成事業が開始されたが、急激な需要拡大により供給が滞っている。
現在供給状態は徐々に改善されてきているが、ガーダシルが認可されたことにより2つのHPVワクチンによる安定した供給体制が確立され、HPVワクチン接種がさらに進むことが期待される。